おとーちゃんの趣味の部屋

先週の金曜日には「気合い入れて出撃せんと〜」なんて書いておきながら
結果としてはこの週末にロッドを握ることはありませんでした。

ホントは土、日曜日ともに出撃するつもりだったんですけどね・・・

土曜日。
早朝から青物狙いで出撃しようと前日から準備万端(^_^)v
3時半に起床して服を着替えているときにフッと気がついた。

「今日は８月4日だったね・・・」



なんてことはない。
親父の命日だ・・・

かれこれ20年近く前の出来事で忘れつつあるけど忘れられない、
イヤ、忘れるわけがないんですけど・・・って前日まで忘れてたかも(^◇^;)

親父の命日に殺生はしない。

そんな理由でその日はもう一度布団に入った。


日曜日。
夏休みを持て余してる長男が釣りに行きたいって前々から言っていたのでキスでも釣りに行きますか〜ってことでこれまた早朝から出撃することに。
前日に「4時起きで行くからね〜」っと長男に言って早めに休ませて私も準備を済ませて早めの就寝。
とりあえず携帯の目覚ましを3：50にセットして眠りについた。

どこからともなく声がした・・・？
「おとーちゃーん、もう4時だよ〜。まだ行かないの・・・？」

寝ぼけながら目を覚ますと長男だった。
しかもすでに着替えも終わって出撃体制(・o・)
あれ、でも目覚まし鳴ってないゼ？

よくよく時計を見ると３時・・・(^_^;)
「早過ぎ！1時間間違ってるよ！」
ってことでもう少し寝ることにしたけど、結局二人とも寝れず(T_T)
とりあえず布団の上でゴロゴロしながら時間を潰す。
二人ともまるで遠足の前日に寝れないガキみたい(^◇^;)

ま、それだけ長男も楽しみにしていたってことなんだよね。

仕方がないのでちょっと早いけど4時前に出撃！

途中の釣具屋さんで長男をくるまに残してエサのゴカイを買いに行って戻ってくると・・・
「おとーちゃーん、鼻血出た・・・」
へ？
見るとかなりな量の鼻血が出てる。
ってか今までほとんど鼻血なんか出したことないから長男本人が動揺してる・・・
とりあえずシートを倒して寝かせてやる。

ちょっと興奮しすぎて寝不足が祟ったかな・・・

このまま釣行しても大丈夫かもしれないけど日中は暑くなるかもしれないしなぁ。
意を決して長男に聞いてみる。
「せっかくだけど、釣り止めておうちに帰ろうか？」
すると長男もあっさりと頷いた。
さすがに表情は少し淋しげだった・・・


そしてくるまが家に着く直前に長男がポツっと言った。
「おとーちゃんは元気だから・・・一人で行ってくれば？」

・・・
長男のそんなやさいしい言葉に胸を打たれながら答えた。
「行かないよ。だって今日はお前と二人で行く約束だったから(^。^)」

そんなワケで5時前に帰宅してまた二人は寝ることに。


いろんな想いがあった週末の朝でした。